京橋にある店に行きたかったので、駅に向かって歩いていると、
目の前にギターとアンプをかかえた、目つきの悪い小さい男が歩いてきて、
関わりたくないなと思って、目をそらしたけど、
よく見たら、後輩のシンガーソングライターのペニー君だった。
どうやら、ストリートライブをやりにきたらしいけど、
マイクをわすれてライブができないって言うんで、
しゃあなしに一緒にメシを食いに行くことになった。
場所は京橋にある、まぐろ屋台、とよ。
京橋の風俗街の隣の川沿いにポツンと佇むお店は
新鮮なまぐろを毎日一本解体してるから、
めちゃくちゃ安く、しかも、びっくりするくらい美味しい。
老若男女、みんな立ち食いでまぐろを食べている。
ぼく自身久し振りに行ったけど、あいかわらずうまい。
うに、いくら、マグロ赤身、
トロ、カニ、ホタテ。
これでもかと言うくらい、ぎっしり盛られた魚介類。
こんだけ食べて飲んで二人で五千円。安すぎ。
店をでて、いい感じに酔っぱらったんで、
やっぱ二人でストリートやってみようって事になって。
夜な夜な歌う。
ここぞとばかりに憂歌団のカバー。フォーク。
同世代の典型的な大阪のおっさんが立ち止まる。
そして絡まれる。
ペニー君も頑張って歌う。
かれこれ一時間くらいやってたけど。なかなか楽しかった。
合っと言う間に帰る時間になったので、健闘を誓い合い帰還。
また来ます。京橋。
しかし、今日も暑いや。
夏だねー。