2008年6月10日火曜日

タカミネ、ニューヨーカー

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押入れの奥を整理。

ガサゴソガサゴソ。

押入れ(と言う名の楽器庫)のハードケースを整理していると。

全部空のはずのケースの中に妙に重いケースを発見。

ん?
と思ってケースを開けてみる。


すると中から
タカミネ製の小ぶりなギターが出てきた。

ほこりかぶってて弦もさびてるけど。

かわいいヘッドのニューヨーカー。


そう。


このギター、
思い出すこと2年前。

大阪にいた頃。
シガキさんと巡った熊本ライブ。
このギター片手に一緒に回った。

そんで、FM802ミナミホイール2006、
初日のトリ、入場規制の中、クラブジャングルで
このギターで思い切りライブやったっけ。


ギター、一本一本に思い出がある。

それから、ずいぶん弾かなくなって
ずいぶんケースの中で眠ってたな。


ごめんな。


綺麗にコンパウンドで磨いてやって、
フレットも綺麗に掃除して
電気系統も接点復活材スプレーして
ピカピカになった。


チューニングをあわせて
ポロンとギターを鳴らす。


そうしたら

あの時、あの場所で鳴らした音、
お客さんの声。そして空間がふわっと降りてきて

なんだか泣けてしまった。

懐かしいことに涙してたわけじゃない。

戻りたいわけじゃない。

過去を悲しんでるわけじゃない。

弾かなかった、空白の2年間が。

少しずつ埋まっていく感覚。

なんか、言葉にならないけどさ。

なんか。ありがと。

んで。ごめん。
もうちょっと、ちゃんと弾くよ。