2009年1月7日水曜日

旅の終わり&サッポロビールCMを歌ってます。



大柴です。
こんにつわ。

旅もいよいよ終わり。

終わるときはいつも寂しい。
家に帰るのが寂しい。
家に帰りたいから寂しい。
出会えて嬉しい。
知る事が出来て嬉しい。
知らない自分を見つけて嬉しい。

たくさんの感情が揺れ動きます。

たくさんの風景が頭に残ります。

それと、今回の旅は、電車だったから、

たくさんの言葉を頭に入れることが出来た。

重松清「疾走・上下巻」「ビフォア・ラン」
菜摘ひかる「恋は肉色」
水野敬也「雨の日も、晴れ男」
伊坂幸太郎「チルドレン」
浅田次郎「地下鉄に乗って」
川端康成「雪国」
ほか、いっぱい。


ぼくは、電車に乗りながら、本を読むのが好きだ。
電車の音を聴きながら、頭の中で勝手に妄想を働かせるのが好きだ。
こんな楽しみを知ったのは、実は、ここ最近の事。

昔は、活字の本なんか。大っ嫌いだったのに。
ずいぶん変わったもんだ。

じつは、ちょっと前まで、
ぼくは音楽を聴く事も嫌いだったものだ。
音楽をやってるのに。音楽でごはんを食べているのに。

まぁ、今でもそんなに好きなほうではないけれど。


そう、
ぼくは、変わって行くと思う。
それからも、変わり続けて、曲を描き続けて、
悲しいことも嬉しい事も、曲として吐き出し続けていく。

それが、ぼくのライフワーク。


もしぼくに変わらないことを求める人がいれば。
ごめんなさい。


あいにく自画像を書いて、飾っておく趣味はないし、
日記やブログで、自分に酔う毎日を過ごす趣味もございません。

そのかわりに、ぼくは、
この瞬間にこの場所にいた。
その瞬間にこんなことを考えた。っていうコトを
常に書き綴っておきたいのです。

過ぎ去った素敵な瞬間を、
モノクロの過去にはしたくないのです。

その場所、その瞬間感じた想いを、
「曲」としていつまでも、とどめておきたい。

僕は変わりつづける。
変わり続けるからこそ。曲が出来る。
それは、とてもシンプルなこと。

ぼくは、旅の中で、
たくさんの言葉を貰った気がする。

たとえば、
札幌で、姓名判断をしたときに言われた言葉。

「あなたは、人を信用する事が出来ない」

または、別の本で。

「人を信用できない人は、自分にも嘘をついている」

たしかに、
現時点ではこれは大正解かもしれん。


だけどね。
変わっていくんだコノヤロー。

ずっと、そうとは限らない。
自分にも他人にも保障なんてものはありえない。

そもそも、「ずっと」
なんてないのだ。

変わらない人間なんてつまらない。
少なくとも、ぼくの価値観はそうだ。

意見が変わるということは、
確かにかっこわるいことかもしれんけど。

その時、本気でそう感じたのなら、

それはそれ。

いいじゃないか。

ぼくだって、そう。

それからも、転がり続けて、転がり続けて、
この瞬間の一ページを拾いあつめて

そして、
常にみずみずしく、生々しさを感じるような、
そんな「今」を描いて生きたいと思う。

ん?

最後、タイプミスだけど、「描いて行きたい」んじゃなくて、
ぼくの場合、こっちが正しいのかもね
「描いて生きたい」


ぷぷぷ(笑)くさ。

東京のしっぽ。

ふぃー。
ただいま。



あ。そうそう。
すでに、聴いた人もいるかもしれませんが
1/2日の箱根駅伝から
現在放映中の「サッポロビール」TV・CMにて(南原清隆さん主演)
わたくし、大柴広己が「You Are My Sunshine」を
歌わせてもらってます。

ぜひ。
見てくださいな。
よろしくっす。
http://www.sapporobeer.jp/
(まだネットでは見れないみたいです。ぼくもみたい!)