2009年5月8日金曜日

バナナホールが帰ってくる。

スタジオ終了。

なんとか家に帰れた。

今、音を聴きながら。この文章を書いています。

ふむふむと。




そんな中。

ぼくが大阪にいた頃からお世話になった
バナナホールのマネージャー。青木さんからの電話。


バナナホールは、

大阪時代から本当にいろいろお世話になったライブハウスで。
惜しくも2年前。もろもろの事情により
閉店を余儀なくされた場所。

30年近い老舗のライブハウスの歴史を、

ぼくがこんなところで語るのもおこがましいのだけれど


ギター一本で望んだ「たった一人で歌う」と銘打ったワンマンライブや。
ぼくなりのちいさな軌跡を刻み込んだ
数少ない場所だった。



青木さん本人には

そうそう、去年は、otodama2009に呼んでもらったり。
ワクワクするいろんなイベントに呼んでもらったり。

まぁ。バカ話したり(笑)
ほんとうに頭が上がらない人なんだけど。

今回の電話の内容は
大阪に新しいライブハウスをオープンする。
その店長になるっていう。電話だった。

場所は。ぼくらの良く知っている場所。


そう。あの場所。


バナナホールが帰ってくる。










名前が変わったり。人が変わったり。
きっといろんなことが変わっていく。

あの日と同じわけじゃない。

だけど。

あの場所にあの空間が帰ってくる。

それだけでもう十分。

梅田、堂島のホテル街にまたあの日の音が鳴り響く。





バナナホールが帰ってくる。



遠ざかって行ったあの日の風景を。

止まってしまった時間を飛び越えて

もう一度、自分の手で描く事が出来る。

ぼくは今から楽しみで仕方がないんだ。