2009年1月14日水曜日

里帰りにて。

帰省した時に、いつも立ち寄る。
かれこれ、もう8年くらいになるかなぁ。

大阪の枚方にあるビンテージギターショップ。
「アウトプット」

ひさしぶりに、
車を走らせて遊びに行った。

いつも、いらっしゃい。のひとことで迎えてくれる。
店長、園尾さん。



17歳高校生の時、どうしてもギブソンのギターが欲しくて、
ぼくは、一ヶ月間、毎日魚屋さんでアルバイトをした。

そのとき稼いだ15万円で、
ぼくは念願のギブソンのアコギを買ったのだけれど。

うれしかったなー。
毎日毎日、学校から帰ってギターを弾くのが楽しみだった。

ただ、そのギターは三ヵ月後に
自転車でずっこけて、ネックがまっぷたつに折れた(笑)


もう、目の前が真っ暗になって
泣いてすがりついた楽器屋がここだった。

持って行った時、「しかたないなー。」って感じで、
高校生にも払える格安の金額で修理してくれた店長は

その時、天使にも思えた。

が、今はどう考えてもただのヒゲオヤジだ(笑)


だけど、腕利きのリペアマン。

そして音楽をまるで知らなかったぼくに
洋楽の素晴らしさを教えてくれたひと。

ダニー・ハザウェイ、
ジェイムス・テイラー。

昨日立ち寄った時は、ジャクソン・ブラウンが流れていた。


学校が終わったあとここで、
何時間もビンテージギターと洋楽に触れていた。
高校生の頃を思い出す。

そんな原点に戻れる場所って。
だれにでもあると思うけど。

ぼくは、ここだ。