気がつけば、いつもぼくは
トートバッグに文庫本を持ち歩いている。
最近、特に面白かったのは、
ディレクターから薦められた本、
朝倉かすみ「田村はまだか」
とある深夜のバーで、集まった同い年の5人が
遅れてくるといってなかなか来ない「田村」さんを待っている。
その間に、人物像がどんどん浮き彫りになっていく・・・。
最終的にくるんだけど。
思いもよらないストーリーが展開されていって。
見ていて、ドキドキしてしまう。
朝倉さんの本は、もうひとつ
「そんなはずはない」も借りているので、
今読んでいるところなんだけど。
これも面白い。
どうやらぼくは、奥田英朗といい、重松清といい
人物描写がしっかりしている作家さんが好きみたいだ。
文章を頭の中に入れてゆく。
そして、自分で想像し、絵を描いてゆく。
そのイメージとぴったり重なった時。
物語は何倍にも色鮮やかになってゆく。
作詞や作曲も同じような事なんだけど。
聴き手が、それぞれの絵を想像するから面白いんだよな。
ふむ。
関係ないけど。
今日、ラーメン食べたので、
胃がもたれてむかむかしてます。
それだけです。