2009年4月13日月曜日

こだわり。

本の虫週間。

原宏一 「天下り酒場」
伊坂幸太郎「重力ピエロ」
石田衣良「娼年」
重松清 「舞姫通信」

を読む。

どれも秀作。

だけど、
やっぱりこの人は別格。


奥田英朗「町長選挙」



ぼくの大好きな精神科医伊良部シリーズの第3弾。


ずっと楽しみにしてて、一瞬で読んでしまった。

奥田作品にはユーモアに色付けがあって、
読んでいて飽きさせないのと、
人物描写が鮮明で、読み手に対して
イメージするスキを作ってくれるのがたまらない。
これが作り手のこだわりなのかなと。

いい本読んだ。

みなさんもぜひ。

ミュージシャンのくせに、
なんで、音楽じゃなくて、本なんだって感じですが。

そこら辺の突っ込みはなしの方向で。




しかし、思ったんですけど。

「こだわり。」って人それぞれの価値観や色があって
すごく面白いな。って思いました。

ちなみにぼくのこだわりは、


「こだわってなさそうに見せることにこだわる」


です。


これいかに。