本の虫週間。
原宏一 「天下り酒場」
伊坂幸太郎「重力ピエロ」
石田衣良「娼年」
重松清 「舞姫通信」
を読む。
どれも秀作。
だけど、
やっぱりこの人は別格。
奥田英朗「町長選挙」
ぼくの大好きな精神科医伊良部シリーズの第3弾。
ずっと楽しみにしてて、一瞬で読んでしまった。
奥田作品にはユーモアに色付けがあって、
読んでいて飽きさせないのと、
人物描写が鮮明で、読み手に対して
イメージするスキを作ってくれるのがたまらない。
これが作り手のこだわりなのかなと。
いい本読んだ。
みなさんもぜひ。
ミュージシャンのくせに、
なんで、音楽じゃなくて、本なんだって感じですが。
そこら辺の突っ込みはなしの方向で。
しかし、思ったんですけど。
「こだわり。」って人それぞれの価値観や色があって
すごく面白いな。って思いました。
ちなみにぼくのこだわりは、
「こだわってなさそうに見せることにこだわる」
です。
これいかに。