2009年4月22日水曜日

価値観だなぁとおもうこと。

戦国武将の織田信長がさ。有名な言葉で

「泣かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」だっけ?


同じく、豊臣秀吉がさ

「泣かぬなら 泣かせてみせよう ホトトギス」だっけ?


んで。徳川家康が

「泣かぬなら 泣くまで待とう ホトトギス」だったよな。



ぼくは歴史を知らないけど。
この言葉たちは、それぞれの生きた時代背景を如実に表してるんだよな。

いわゆる、価値観っていうやつ。

価値観の違いというやつ。

もちろん。何百年前の事じゃなくても良いんだけど。
10年単位。5年単位。1年単位でも。
人間が抱くそれぞれの「今の価値観」っていうのは変わって行くと思うんだ。


今日ニュースでやってたんだけど。

1歳半の乳児に対する心臓移植が法律上、国内では出来ない。っていう問題。

心臓に病を抱えている乳児を治す手段は、移植手術しかないのに
今の日本の法律じゃ。海外に出て、ドナーを待つしかないんだ。

ドナーが見つかるということ自体が少ないのに、
海外で、それも飛行機で何十時間も移動ってなると
助かる確率もぐっと減る。

これは、ドナーになる自分の意思表示の出来ない乳児の人権を考えての事らしいんだけど。

命の重さは1歳児でも30歳でも変わらないのにな。

最近になって。やっと政府は、

国内で移植が出来るような体制を作りつつある。

それも。「出来る限り、移植手術は国内でやってください。」っていう法律が

海外で出来つつあるからだ。

ていうか。しぶしぶ?

これを受けて、国内での移植を可能にする法律の早期可決を・・・。



…なんて、遅くね?

ぼくのちっぽけな価値観の中で判断すると。
もっと早くやっとけよ。っていう単純な見方なんだけど。



昔と今のそれぞれの価値観の違い。
今の人たちが考える。ものに対する考え方の違い。

でも、一つの現実として、
また、あたらしい流れにシフトしつつある。今。


命と音楽じゃ、計りにはかけられないし、エラソーなこともいえないけど。


音楽はその価値観の違いっていうところで
たくさんの音楽が成立している。そんな気がする。



ぼくの音楽は、フォーク。
むかしは、なんか古っぽくて、自分でもあまり使いたくなかったけど。
最近じゃ、すごくこの「フォーク」という言葉が新しいもののように感じます。

それは、僕の価値観が、あたらしいものにシフトして行ったと言うこと。

きっと音楽を聴いている人たちも、同じように、
新しいものに出会ったときに、無意識のうちにすこしずつそれを動かしていく。

「常に新しい価値観の中に身を置いて考える」ってことが、
成長していくための大きなポイントになってくるんじゃないかなと思った。

今何が起こってるか。今の人たちが何を考えているか。
そんなことをぼくはよく考えます。



関係ないけど。最近ヒットだった言葉は


「泣かぬなら それでいいじゃん ホトトギス」

です。

いやー。ホントうまいわ。

これは、フィギュアスケートの織田信長の末裔、織田信成くんの言葉。

たしかに、
今ってこんな感じかもなー。





まぁ。この写真はぜんぜん関係ないんだけど。


そしてぼくの中のホットニュース。

吉田拓郎、オリジナルアルバム。
オリコンチャート初登場6位!
21年ぶりらしい。チャートイン。

時代はフォーーーーーーーーーク!(HG風)
彼のフォークとぼくのやっているフォークとはかなり違うけど。

それも価値観の違いだったりする。

カテゴライズされるものとして「フォーク」であっていいと思うんだけど。
そこに価値観の違いがプラスされるから、ぜんぜん違うものとして
そこにサプライズが生まれる。
だから面白いんだ。