2009年1月2日金曜日

ちょっとだけさかのぼって。

去年の帯広の話を思い出したから。
これも書きとめておこうとおもう。
忘れないうちに。
薄れていかないうちに。


ぼくは、12月31日の大晦日、
帯広の街にいた、

昨日の夜、ついたんだけど
あまりにも時間も遅かったし疲れていたので
何もできずに、そのまま寝てしまったので
次の日はストリートでもやろうと思い、
あくる日ホテルを出た後、
どこかいい場所はとぼくはぶらぶらしていた。

商店街のアーケードのような場所を見つけ、
ここならいいかなと思い、
ストリート開始。


カバンに入れていた小さなマーシャルのアンプ(小マーシャル)
を取り出し、ギターをプラグイン。ジャーン。

寒かったし、年末でぜんぜん人もいなかったけど、
なんか、気持ちよく歌えた。
一時間ほどだけど、ちゃんと最後まで聴いてくれる人もいて、
暖かいストリートだった。


そんな中、知り合った、。高校生の「あいこちゃん」

彼女は、帯広市内の高校に通う三年生。
弟くんと一緒に聞いてくれていたのだけれど
本当に寒い中、最後まで聞いてくれた。

電車の時間までまだあったので、
三人でストリートが終わったあと、軽く、お茶。

いろいろ、話していると
彼女は、どうやら大学は東京の大学の文学部に進学したいらしい。

それはそれは、キラキラした目で語るので
理由を聞いてみたところ、
音楽が本当に大好きで、将来、音楽ライターになるんだって。

そして、いつか将来、「十勝でロックフェス」を開催するのが夢だ。
とも語ってくれた。
彼女は、自分のやりたい夢に向かって
少しずつ、走り始めている。。。

いや、ほんとうに、目からうろこだった。
自分が、18歳やそこらのころに、
ここまでとはっきりと自分のやりたいことを具体的に
言い切ることができたかな?。

いや、できなかったろうな。
もし言えたとしても、ぼくは、もっと抽象的なものになったろうとおもう。
なぜかと言うと、怖いから。
言葉にするのが怖いから。

こないだも雑誌でちらっと見たけれど。
ぼくの世代は特に、引きこもったり
なんか、家庭犯罪とか小さなことに走ったりする
臆病な人が多いような気がするんだけど、

最近の 高校生はまるで違った考えを持っているような気がして。
自分の夢もあやふやだったぼくの18歳の頃を思い返すと。
少し、いや、かなり、恥ずかしくなった(汗)

お尻のあたりを気持ちよく蹴られた気がしました。

出会ってくれてありがとね。